運動学実習マニュアル~臨床実習のバイブル

運動学実習マニュアル 理学療法科学シリーズ
運動学実習マニュアル第3版
参考価格:2,500円
理学療法科学学会編
170頁

内容紹介


(埼玉医科大学短期大学副学長故小坂健二先生が本書発行に寄せた巻頭言)

現代の医療の疾病構造の特徴は慢性疾患の増加である。 しかし、その医療は急性疾患の従来型の治療方法で対応しようとしていることに問題がある。 薬物を中心とした対症療法での対応では慢性疾患には効果が出ない。治療を受けていても治らないと患者さんは医療側に不信感を持つようになる。 慢性疾患の医療は対症療法のみではなく、心身機能の維持、向上、低下の予防に重点がおかれるべきであろう。 これはリハビリテーション医療の理念に通じる。リハビリテーション医療では理学療法、作業療法が中核となる。 理学療法、作業療法の基礎となる学問は「人間の運動の科学」と定義される運動学である。 理学療法士、作業療法士には運動学の基本的な知識が必須であることはいうまでもないが、養成校での授業と実習は特に重要となる。 しかし、複数の学問で統合されている運動学は難解である。運動学実習を行ううえでも適切な実習を行っているのかどうかが問題となる。 まず「使い勝手が良い」テキストがなかなかない。 そこで、不十分であるかもしれないが、現在4校で教員らが行っている実習方法をテキストとしてまとめてみようと企画されたのが本冊子である。 本冊子の内容を実習ですべて消化するのには量が多過ぎるが、当然必要な部分が選択されるであろう。 毎年改訂が重ねられてより良いテキストとして発展していくことが期待される。ご批判、ご指導をいただきたい。

本書刊行に寄せて
理学療法士にとって運動学は必要不可欠なものである。 運動技能、巧緻性、運動と心肺機能など基礎的な知識を習得していかなければならない。 この基礎知識を臨床に活かすためには、まず正常な生体を通じて各々の現象を確認する必要がある。 そこで、この度運動学実習として過去の経験より、理学療法科学学会が中心となり、実際の授業に即したテキストを作成することになった。 また、今後も必要に応じ修正・追加し、よりわかりやすい授業を目指していきたいと考えている。

運動学実習マニュアル

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