「今週のカコモン」は、今回の配信が最後です。
解説と解答はここでチェックしてくださいね(次週には削除します)。
さて今週の問題です。

問題 神経症性障害について正しいのはどれか。2つ選べ。

 1.全般性不安障害では疾病利得がみられる。
 2.強迫行為では不合理と思いながらも繰り返し手を洗う。
 3.離人症では自分がとても重い病気ではないかと心配する。
 4.社交恐怖では自分が見捨てられるのではないかと心配する。
 5.予期不安ではパニック発作がまた起きるのではないかと心配する。

第49回(2014年) 問題99 精神障害と臨床医学

解答と解説

正答:2, 5
(リハドリルユーザー正答率:81%)

 1.全般性不安障害は、慢性的に不安な気分や身体的な不安症状があるものをいう。疾病利得とは、患者が無意識的に疾病から引き出すあらゆる満足を指し、治療に対する抵抗となることが多い。全般性不安障害では疾病利得はみられないが、解離性障害ではみられることがある。
 2.強迫性障害は、不合理な行為や思考を自分の意に反して反復してしまうもので、強迫思考や強迫観念、強迫行為が主な病像である。強迫行為では、繰り返しの手洗いや戸締り確認などがある。
 3.離人症は、自我や身体、対象に関する特有の疎隔感、断絶感、非現実感を主な症状とする。神経性障害の一つのタイプとしてだけでなく、統合失調症などでもみられることがある。「自分がとても重い病気ではないかと心配する」のは、心気症(心気障害)である。
 4.社交恐怖(社交不安障害)では、他人に辱められることに強い不安を感じるために社交状況を避け、生活に重大な支障が生じる。「自分が見捨てられるのではないか」と見捨てられ不安を生じるのは、境界性パーソナリティ障害である。
 5.予期不安は、再びパニック発作が起こるのではないかという持続性の恐れを抱くことで、パニック障害でみられる。

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