1.第一印象の重要性

第一印象は約5秒で決まります。決め手となるのは見た目と話し方です。
中身(知識、技術、やる気)があるというのに、それが相手に伝わらないようでは、なんともったいない事でしょう。

第一印象は永遠の印象とも言われます。好印象目指して取り組んで行きましょう。
面接時の身だしなみで鏡の前に立って、さぁ身だしなみチェックです。

【身だしなみ

・清潔感はあるか
・寝癖はついていないか
・適切な色か
・適切なスタイルか
・適切な長さか
・長髪は束ねているか(女性)


・汚れていないか
・短く切っているか


・朝、剃ったか

メイク
・ナチュラルメイクか
・健康的に見えるか

スーツ
・紺・グレー系か(真っ黒は避ける)
・ビジネススーツか
・シワ・汚れはないか

シャツ
・白または白に近い色か
・ボタンを全部留めているか
・襟・袖口の汚れはないか
・シワはないか

ネクタイ
・歪んでいないか
・色・柄は適切か

靴下
・ビジネス用か(男性)
・紺・グレー等濃い目の色か(男性)

ストッキング
・自然な肌色か
・汚れ・破れはないか
・予備を持っているか


・黒の革靴か
・ビジネス用か
・汚れていないか
・型崩れしていないか
・ヒールは4〜6cmか(女性)

バッグ
・黒のビジネスバッグか
・A4サイズの書類が入るか
・床に置いた時、倒れないか

 

 いかがでしたか。現時点で全部○の読者はそのまま○が続くように。×があった読者は今日の×は明日の○に変えて行ってください。

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2.自己PRのポイント

 あなたは、自分がどのように学生生活を送って来たか思い起こしたことがありますか。面接を前に自分自身を振り返り、まとめてみましょう。

①強み(頑張ったこと、気づいたこと、成長したこと、得意なこと、褒められたこと)
・学生時代に経験したことの中から、強みと思えることを3つ書き出す。
・勉強、先生や友人との交流から選ぶ。アルバイトでの経験は勧められない(学生の本業は学業であるため)。

②エピソード
・それぞれの「強み」について、具体的エピソードを添える。
・5W2Hを参考にするとよい。

③事実であること
・実際に自分自身が感じたことを、自分の言葉で表現する。
・つくり話や自分らしくない表現は、NG。

④入社後の目標・夢
・入社後、どのように仕事に取り組んで行こうと思うか、職場では何を大切にしたいと思うか、1年後どれくらい成長していたいと思うか等。
・実現困難な内容も可。(学生である今でこそ、大きな夢が語れる)

⑤字数は400字くらい
約1分間で話せる量。学校名、学部・学科名、氏名から書き始める。

⑥2:6:2の法則
・2:学校名~氏名、強み1つ
・6:エピソード
・2:入社後の目標・夢

⑦最終チェック
・自分に都合のいい内容ではなく、相手(採用側)にとっていい内容になっているか。
・面接官が、集中して聞いていなくてもわかりやすい文章構成か。

 自分で自分自身を語る自己PR。簡単にできそうで、実はかなり難しい課題だとお気づきになられたことでしょう。

 就職活動を後悔する人のほとんどが、「自己PRを甘く考えていた」です。出来上がった自己PRは、声に出して練習しておきましょう。

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