合格のポイントは、過去問演習を何回も何回も繰り返すこと。そして、解説を読んでその都度理解を深めていくことです。

 第24回言語聴覚士国家試験(国試)の受験勉強で活躍したのがリハナビ(リハドリル)と国試対策本『ST CHECK! 言語聴覚士国家試験必修チェック』の2つです。リハナビで過去問演習を行い、分からなかったところを国試対策本で確認し、書きこんで覚える、をひたすら繰り返しました。
 国試過去問題(過去問)演習は出来るだけ早い時期から毎日継続して行うことで知識が蓄積し、国試問題の攻略法をつかめます。
  わたしがリハナビを選んだ理由は、移動中の電車内やお昼休み、すき間時間等、時と場所を選ばずいつでもどこでもスマホやタブレットで第4回(2002年)からの言語聴覚士国試の過去問演習ができることと、解説が分かりやすく自分との相性がよかったからです。さらにリハナビのいいところは、国試の回ごと(例:第23回午前・午後、基礎・専門)や科目ごと(基礎医学、音声障害等)に演習問題を選択できたり、キーワード検索でヒットした問題ごとに過去問演習ができたりする点です。各問題の正答数が「5/8」(8回中5回正答)のように表示され、各科目の正答率も分かり、科目別成績表では、自分の正答率が全国平均を超えているか一目瞭然で、現在の自分の立ち位置を確認できるのもありがたかったです。
 モチベーションアップに効果的だったのが、基礎・専門のランキングです。わたしは専門学校1年のときからリハナビに加入していましたが、最終学年まではランキング50位以内に入る人は雲の上の人のように思っていました。それが、国試半年前から毎日50問の過去問演習を行い、コツコツ演習を重ねていくうちに徐々に基礎、専門ともにランキングがアップし、基礎は11月26日に、専門は1月2日に50位以内にランクインするようになりました。実は、心のなかで「50位以内にランクインしたら国試に合格する」と願を懸けていました。基礎15位(演習数8897問)、専門30位(7692問)で国試当日を迎え、専門学校の自己採点で合格圏内の得点を取り、2022年3月、第24回言語聴覚士国家試験に合格することができました。
 合格のポイントは、過去問演習を何回も何回も繰り返すこと。そして、解説を読んでその都度理解を深めていくことです。1回めで分からなくても2回3回と問題を解き解説を読むことでミルフィーユのように知識の層が少しずつ厚くなっていきます。
 それでも模擬試験で合格点に届かないと気持ちが焦ります。わたしもそうでした。そんなときは、模擬試験で正答率80%以上の問題だけでも復習し、分からないワードはリハナビで検索しヒットした過去問を解くことで理解を深めていきました。詳しい勉強法はブログにまとめましたのでそちらもご覧ください
 第25回言語聴覚士国家試験は、5年ごとに改訂される国家試験出題基準に沿った4年分の過去問が揃っているのでラッキーです。あなたがリハナビと相性がいいのならぜひ、リハナビで過去問演習を重ね、言語聴覚士国家試験合格を勝ち取ってください。応援しています。

(第24回言語聴覚士合格者)